代行会社の選び方

代行会社の選び方

利益率で選ぶ代行会社と商品リサーチ

投稿日:2018-04-07 更新日:

例えば10万円分の商品を仕入れて、総額20万円で販売するとします。

商品代金以外に必要な輸入経費は、中国内送料、国際送料、為替手数料、代行会社手数料や、その他検品等のオプションによって輸入経費は異なって来ます。

中国内送料は実費請求ですが、重量や容積、距離、店舗数、送料無料の場合もありますので、ここでは割愛します。実費請求ですし、微々たるものですが、データがあるなら加算してご自身で計算される事をお勧め致します。

 

仮に30kg1箱をEMSで発送するとして、

弊社の国際送料は

510元(17元/kg)レート18円として、9,180円で発送出来ます。

為替手数料は弊社の場合、

+0.5円ですから10万円÷18円(レート)×0.5円=2,778円

代行手数料は5%ですので、10万円なら5,000円ですね。

それ以外に関税・地方消費税が掛かりますが、非課税の物もありますし、商品の種別によるので平均して5%としますと、5,000円ですね。

合計すると、

国際送料  9180円

為替手数料 2778円

代行手数料 5000円

関税他     5000円


合計    21958円

10万円の商品代金に対して、約22%の経費で輸入出来るという事になりますね。

 

ところが代行会社によっては、この輸入経費だけで40%前後掛かったり、重量物、容積物、電池商品等は、輸入経費が増大します。

その他、販売手数料や送料併せて約30%前後掛かりますので、

弊社22%+30%=経費52%(利益率約48%)

他社40%+30%=経費70%(利益率30%)

中国輸入の醍醐味は、これらを複利で運用する事ですから、1年後は莫大な差になっているはずです。速く資金が増えれば、一足速くOEMからODMに着手し、雇用も出来ますし、コンテナ輸入も視野に入って来ます。

利益率30%より48%の方が、一部広告に投資して、ランキングに入れて、更に販売数を伸ばしたり、価格競争にも優位性がありますから、輸入経費は低ければ低い程良いですね。

ただ、一番安いショップから購入したり、値引きをガンガン要求するのはお勧め出来ませんので、安く仕入れると言っても、選択と集中が重要となります。ここでも投資マインドは必須です。

輸入ビジネスを何年も頑張っているのに、資金が増えないという方は、代行会社の選定を間違っている、若しくは、電池商品等の国際送料が高額な商品を扱っている、価格競争が激しく利益率の低い商品を扱っている可能性が高いです。これでは誰の為に輸入ビジネスをやっているのか、判らなくなりますね。

数字は嘘を付かないって言いますから、1000円で仕入れて最低でも2000円や3000円以上で販売出来るような商品を扱う(育てる)か、薄利なら毎日数十個売れるような商品を、利益の出る代行会社から仕入れをしないと、思うように資金が増えない事をご理解頂けたと思います。

低資金でもしっかりとレバレッジを掛け続けると、半年もすれば次のステージに進めなければおかしいのです。その分リサーチや商品ページの作り込みに手間を掛ける事にはなりますが、しっかりと数字に向き合い、現実に向き合えば、何かしらヒントが見つかると思います。

表面的に手数料が安くても、その他の経費が高額だったり、OEMやFBA納品のオプション手数料が高額な場合がありますので、きっちり数字を出すべきです。どんぶり勘定では大きく損をしている事に気付く事無く、ボランティア事業に勤しむ事になります。

 

最近良く思う事は、成功される方の共通点として、

自己分析が正確で、非常識な発想と共に、非常識な行動を取り続けた結果、突き抜ける事が出来ていると思います。

反対に普通の手法、普通の作業量では何も生まれないですし、自己分析力が正確で無いと難しいと思うようになりました。

これまでも、世界を変えるのは少数派という事実がありますし、これからも変わらないと思います。20:80の法則ですよね。メンタルって最も重要ですね。

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