代行会社の選び方

意外と簡単な消去法で見つける代行会社の選び方!

投稿日:2018-03-30 更新日:

代行会社の選び方がわからない!という声を良く聞きます。

確かに、HPを所有している会社だけで、80社前後ありますが、

3年程前にカウントしたので、もう既に倒産した会社も含まれていますから、今は実際どの程度あるのか、正確な数はわかりません。

タオバオ通信のような、代行会社のランキングサイト等もありますから、参考にしてみると良いと思います。

さて、沢山の代行会社の中から、どうやって最良のパートナーを選べば良いのでしょうか?

代行会社はどこも同じレベルと思っておられる方も大勢いらっしゃると思いますが、実際は、1社1社、全く異なるシステムや対応なので、全ての項目に於いて、パーフェクトな代行会社を見つけるのは困難を極めると思います。

何かを妥協しなければいけないかもしれませんが、あなたにぴったりの代行会社は必ずあると思います。収入に直結する事ですから、どこでも良いという事にはならないでしょう。

例えば、アルバイトを探す時、やはり時給は気になるはずです。代行会社の選び方を間違えると、知らないうちに最低賃金で働いていた・・・という事にもなり得るのです。

もちろん、中国輸入プレイヤーは一人一人が経営者ですから、賃金では無いですが、全ての経費を差し引いて、どれだけの利益を残し、そしてまた次の仕入れに投資する訳ですから、レバレッジをどれだけ最大化出来るかの勝負になってきます。在庫を残さないノウハウも大事ですし、不良品廃棄ロスを無くし、如何に安定的に安く仕入れるかと言った、仕入れるノウハウやパートナーとなり得る代行会社の腕次第で、売上も利益も左右されます。

利益を上げるには2つの方法しかありません。

利益=利幅①×数②

①利幅を如何に最大化するか、という事

②数を沢山売る!という事

★まず、代行会社の手数料や国際送料によって、仕入れ経費が異なります。(①の利幅に直結します)

★発注⇒商品が届く⇒販売⇒売上回収⇒発注というサイクルを如何に高速化するかという事になりますが、1ヶ月間で見た時、このサイクルを何回、回せるかによって売上げが大きく変わってきます。即ち、②の数を沢山売るという部分です。

発注から商品が届くまでをリードタイムと言いますが、この部分を代行会社が担っている訳です。

そこから、販売、売上回収によって、ビジネスとして完結しますが、仕入れ経費、リードタイムは代行会社によって異なりますので、大きなファクターだとは思いませんか?

代行会社選びを怠っては、最短ルートでの成功は厳しいのでは無いでしょうか。

私自身も以前、プレイヤーとして頑張っていた頃は、代行会社の後請求(架空請求)によって苦しんだ時期もありました。他社に同じ内容で発注したら2万円も安くなったのです。商品代は5万円程度にも関わらずです。その代行会社は今も営業していますが、こんな詐欺会社も珍しくありません。その会社だと永遠に成功出来ないと思った次第です。

さて、タイトルにもありますように、消去法で選別すると、あっ!という間に2~3社以内に絞れるのです。手数料がどうとか、国際送料がどうとか以前の問題で、最低でも押さえておくべきポイントをお伝えします。それでは、本題に入って行きますね!

①中国事務所はどこにあるのか?

②1ヶ月の営業日数は何日あるのか?

③レスポンスはどうか?

なんと!たった3項目で、かなり絞り込めるはずです。

それでは一つずつ見て行きましょう!


 

①中国事務所はどこにあるのか?

まず、大きく分けて、代行会社の多くが、上海周辺の浙江省か、南の広東省に分かれています。

広州より義鳥

地図で確認して頂くと良く解るのですが、中国大陸は広大ですから、広東省は浙江省に比べて大きく距離が離れています。通常ジェット機で空輸しますが、夜中に発着する事が多いですので、数時間のフライト時間差はリードタイムにはあまり影響しません。しかし、約3時間余計にフライトする訳ですから、燃料コスト増大による国際送料が高くついてしまいます。日本に近い程、国際送料が安くなると考えて良いです。また、サーチャージの高騰によって仕入れ原価が大きく変動するリスクがあります。そうすると、浙江省一択になると思います。

浙江省から少し外れますが、ハブ拠点として、上海にも代行会社が存在します。しかし上海は世界でも有数の物価高の都市ですから、事務所家賃も高額で、人件費は日本人よりも高い水準の為、その分手数料に乗ってしまう訳です。

最後に、ご存知の方も多いと思いますが、浙江省の中に、義鳥市という行政が介入した貿易特区があります。100円ショップの街として有名で、世界一の規模を誇る問屋街があります。日本でも知っている方は知っていますよね。

貿易特区のお陰で税制面で優遇される為、義鳥市から出荷される荷物の国際送料が中国内では一番安く設定されているのです。それでも代行会社が手数料無料の場合等、差額を上乗せしている場合がありますので、提供送料を参考に比べてみましょう。

国際送料は、輸入経費の大半を占めますから、手数料よりも気にすべき最大のポイントです。


 

②1ヶ月の営業日数は何日あるのか?

中国は中国の祝日が予め決められていて、その日以外は工場も流通も店舗も通常営業しています。

しかしながら、毎週土曜日がお休みの代行会社が多いのです。土曜日営業していないというのは、土曜日営業している代行会社に比べて、発注も出来ませんし、荷物の受け取りや国際発送も出来ません。

全て翌週扱いになってしまいますから、荷物がどんどん遅れてしまう訳です。リードタイムに影響しますから、売上も利益も減ってしまう原因になります。少なくとも、スピードと利益追求される経営者の方は、土曜日営業というのは必須の条件となります。

土曜日営業なら1週間のリードタイムが、土曜日休業だと10日掛かる計算になります。

リードタイムが7日なら月に4.5サイクル回せますが、10日なら3サイクルしか回りません。そこには1.5倍の開きがありますから、例えるならば100万円と150万円の売上差がある訳です。可能性の話ですが、その可能性を摘んでしまうのは、経営者としては無視出来ないはずです。

これだけでも、かなり絞れるはずです。


 

③レスポンスはどうか?

代行会社はレスポンスが命です。

質問する度に翌日回答されたのでは、いつまでも発注出来ませんよね。

少なくとも、昼休みや営業時間外を除いて、1時間以内には返信がある会社を選ぶ事です。

この辺は、使ってみないとわからない部分ではあります。

メール対応の会社は、膨大なメールの中から探さないといけませんので、リアルタイムでやり取り出来るチャットワークは必須です。写真やエクセルデータの閲覧もスマホで出来ますからね。

発注フォームもオンラインシステムで行う会社が理想です。エクセルだと、修正修正でどれが最新のものか判らなくなりミスが発生しやすいですからね。因みに、中国ではgoogleスプレッドシートは見れません。VPNを使えば見れますが不安定ですし、違法なので、業務仕様は出来ませんからね。

レスポンスの早さが納期の速さ、即ちリードタイムはあなたの利益に直結します。


 

 

という訳で如何でしたでしょうか?

これでかなり絞り込めるはずですので、順番に試して頂ければ、最短で理想の代行会社に巡り会えるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

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